2016年11月24日

第39章・商標登録について

<第39章・商標登録について>

作品がある程度売れて有名になり、もし企業に協力してもらってグッズ展開したくなった場合は、商標登録をする必要があります。

漫画や小説、イラスト集などの場合は、著作権で保護されており、この著作権は作品を公開した時点で勝手に付与されるので、作品自体を販売するだけなら、特に気にする必要はありません。
著作物では「同名のタイトル」というのも認められているのですが、まぁ、これについては、事前にいろいろな販売サイト(電子書籍販売サイトだけでなく、実本を販売しているサイトでも)で検索して、これから作る作品は名前がかぶらないようにした方がいいでしょう。
既存の作品と同名の作品を作ると、「すでにある作品と同じ名前にして、間違って買わせようとしている」ととられて、あなたの印象が悪化しかねません。


著作権と違い、商標の場合は、名前かぶりは許されていません。(登録された分野での名前かぶりは、です。)

商標登録に関するトラブルでは、こんな事もあったりします。

あなたの作品がある程度売れて有名になったとします。
すると、とある会社がそれを見て、あなたの作品の名前を商標登録してしまう事があるのです。

もちろん、著作権もありますので、その会社が勝手にあなたのキャラクターを題材にしたグッズを作って販売はできません。
でも、あなたがあなたの作品名でグッズを作って売ろうとした場合、「その商標はすでにとある会社に登録されているので利用できません。」みたいなややこしい事が起こるのです。
その商標を利用したかったら、その会社から商品を出して販売したり、商標利用料として金を取られたり・・・。

商標については、こういうケースも考えて、「後からとある会社が商標を取っても、もし有名な同名の作品などがすでに商標登録前からグッズを売っていた場合は、商標を後から取ったところに金を払わなくてもいい」みたいな救済措置があります。

ただ、すでにグッズを販売してないとダメで、後からグッズを販売する場合は、先に商標を取った会社にお金を払うはめになってしまいます。

このようなトラブルがあるため、作品がある程度有名になった段階で、後々グッズを販売する予定がありそうな場合は、その作品についてはさっさと商標登録しておくのが望ましいです。

出版社から出している漫画や小説の場合は、普通は編集部が連載開始前に商標登録に関する手続きをしておいてくれるのですが、電子書籍で自己出版して作品を展開する場合は、商標登録については自分でやるか、弁護士に登録してもらわないといけません。

なお、商標は分野ごとに登録する必要があります。
商標登録のやり方や代金など、詳しくは商標登録についての本やサイトで調べてください。


次章・目立つ作者名や作品名にした方がいいわけとは?
(クリックすると次章に進みます。)





posted by ミカエル at 12:28| Comment(0) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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