2016年11月24日

第44章・大事な作品データは、何度もバックアップを取るべき

<第44章・大事な作品データは、何度もバックアップを取るべき>

漫画や小説、イラスト、アプリなど、いずれの分野でも作品を完成させた後は、その作品データについては、きちんとバックアップを取るようにしてください。

バックアップをきちんと取っていないと、PCのトラブルなどで時間をかけて作った物を失ってしまう事になりかねません。


バックアップ先としては、「外付けHDD」「PC内に増設した二台目のHDD」「DVDやBDディスク」などがありますが、とにかく色々な箇所に同じデータを何回も何回もバックアップを取っておくのを強くお薦めします。

DVDやBDディスクについては、「ディスクは年数が経つにつれ、じょじょに材質が劣化して読み取り精度が落ちていく」という事に注意してください。
ディスクは、製造メーカーがうたっているように「何十年ももつ」ものではなく、実際はネットで調べるとわかると思いますが、数年単位で「ディスクの劣化によりディスク内の一部のデータが正常に読めなくなる事がある」のです。
これは、質の悪い海外産ディスクだけの話ではなく、国産のディスクでも同様です。
CDやDVDなどのディスクメディアを長い事仕事で使ってきた方なら、これは経験則で知っているでしょう。

ディスクにデータを書き込む場合は、数年単位で同じデータを新規のディスクに書き込むようにしてください。


クラウドサービスを使って、外部サーバーに作品データのバックアップを取るという方法はおすすめできません。
ハッキングなどによって、オリジナルの作品データが、コピープロテクトのかかってない生のままで流出してしまう事になりかねないからです。
クラウドサービスによってはデータは暗号化されて格納されていますが、その暗号も解読されてしまったり。


外付けHDDや二台目のHDDについてはUSB3.0接続などだとデータのコピーが早く済んで使い勝手が良いのですが、「ある日突然壊れてデータが一気に読めなくなる」というリスクもあるのに注意してください。
USBフラッシュメモリやSSDも同様です。
外付けHDDについては、「ずっと動かない状態が続くと、HDDの軸受けが固まって起動すらしなくなる」という話もあるようですので、定期的にPCに接続してドライブを回転させるようにしましょう。

WINDOWS8や8.1の場合、高速スタートアップをONにしていると、外付けHDDのデータが読み込めなくなるバグがありますので注意してください。
高速スタートアップは、最初はONになっていますが、これはOFFにしておいた方がいいです。

とりあえず、大事なデータは色々な場所に何回も何回もバックアップするようにしましょう。


また、作品のバックアップについては、アプリの専用ファイル形式だけでなく、汎用的なファイル形式に変換した物も別に作り、そっちでもバックアップを取っておくのをおすすめします。

例えば、漫画製作ソフトの場合、そのソフト専用のファイル形式だけでバックアップを取るのではなく、念のためレイヤー構造ありのPSDや、統合した高解像度のBMP(や可逆圧縮形式のTIFF)などの汎用ファイル形式でも出力しておくと、将来そのソフト自体が無くなったり、ファイルの互換性がきちんと取れ無くなった時も、作品を多少は修正できて安心です。


次章・バックアップ時のヒューマンエラーを回避せよ
(クリックすると次章に進みます。)




posted by ミカエル at 12:36| Comment(0) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。